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甘いものが好きな息子と、長野の旅行へ行ったとき、「巨大なパフェを思う存分食べてさせてみたい」と思っていた。そんな夢を叶えるため、御代田駅から徒歩1分ほどの場所にある「喫茶のんのん」を訪れた。緑に囲まれたレトロな外観が印象的で、入口には「パフェ」の文字が大きく書かれた看板があり、息子は入店前から期待が高まっていたことだろう。

店内へ入ると、アンティーク雑貨やガラス細工が数多く飾られ、まるで時間が止まったような不思議な空間が広がっていた。昭和レトロを感じさせるスペースや音楽をテーマにした部屋など、それぞれ異なる雰囲気があり、喫茶店というより小さなテーマパークのようだった。料理を待つ間も店内を眺めるだけで楽しい気分になれた。

席についてメニューを開くと、その種類の多さに驚いた。パフェだけでも数え切れないほどあり、巨大サイズのメニューも豊富だった。

息子は「チョコ黒ゴマ王国物語」を注文した。息子が選んだパフェは、ラクトバニラアイス、デラックス黒ゴマアイス、デラックスチョコレートアイスが入っており、さらにスポンジチョコケーキと生チョコタイプのチョコケーキまで入った、とても豪華な内容だった。

運ばれてきた「チョコ黒ゴマ王国物語」は、名前のとおり迫力満点の大きさで、高く盛られた生クリームの上にはたっぷりのチョコレートソースがかかっていた。息子もその大きさに驚きながら嬉しそうに写真を撮っていた。少し分けてもらって食べてみると、濃厚なチョコレートアイスと香ばしい黒ゴマアイスの相性が良く、ラクトバニラアイスのやさしい甘さが全体をまとめていた。スポンジチョコケーキはふんわりと軽く、生チョコタイプのチョコケーキは濃厚でしっとりしていて、最後まで飽きずに楽しめるパフェだと感じた。

私は、瓶ビールと、漬物と煮物がセットになったおつまみセットを注文した。息子はパフェの合間に漬物を食べていた。最初は「パフェに漬物?」と驚いたが、甘いものを食べ続けた後に一口食べると、塩気のおかげで口の中がさっぱりして、またパフェがおいしく感じられるとのことだ。この意外な組み合わせには感心した。

さすがの息子も食べ進めるうちに体は少し冷えていたようだが、何とか最後まで完食することができたみたいだ。ビールを飲んでほろ酔い気分で店内をゆっくり見渡すと、レトロな雰囲気や個性的なインテリアを楽しむことができた。まるで昔にタイムスリップしたような気分になり、食事だけでなく空間そのものも満喫できた。

30年ぶりに「喫茶のんのん」を訪れたが、息子の頼んだ「チョコ黒ゴマ王国物語」は見た目の迫力だけでなく、チョコレート、黒ゴマ、バニラ、それぞれの味のバランスが良く、最後まで飽きずに食べられる工夫が詰まったパフェだった。甘いものが好きな人にはぜひ一度挑戦してほしいと思える、満足度の高い体験だった。

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